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35年程前、ボルネオ島で合板やパルプの原料となる森林伐採が問題となり、日本野鳥の会福井県支部が東京本部へ
提案して、ボルネオ島の森林伐採をブルネイ王国の国王にお願いする「森林伐採ストップ運動」と
「ブルネイ王国探鳥会」を全国から37名が参加して、4泊5日の貴重な体験を行いました。
又、日本大使館へ全員が招待されました。当時の日本大使は OTAKA ICHIRO と記憶しています。
探鳥会の一行はブルネイ国内を2日間イギリス人の博士が案内して行われ、その間を利用して、マレーシア
サバ州「セピロク」オランウータン保護区へ、森林伐採の状況を確認する目的で単身出かけました。
密漁等で親を亡くしたオランウータンの子どもたちをお世話している獣医さんや現地ガイドに
尋ねると、まだこの近辺では森林伐採は行われて居ないことを確認でき、安心して帰国しました。
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ところが、最近の情報では、マレーシアサバ州のキナバタン川流域では、希少種を含む多数の動物が観察される事を
ネット等で知ることが出来ます。それは、この豊かな森林が破壊され、絶滅が危惧されているオランウータンや
天狗サルが住めないアブラヤシ農園の開発が川岸まで迫っている証で、「地球の友イギリス
(Friend
of the Earth)」と世界数多くのオランウータン保護団体は、早急な対策をとらなければ、
アブラヤシから搾取されるパーム油生産により、後12年以内にアジアのオランウータンが全て絶滅すると発表した。
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パーム油は、パンとマーガリン、口紅、石鹸に至るまで、多様な製品の原料として使用されている。マレーシアと
インドネシアのオランウータン生息地の90%以上が既に破壊されている。この結果、毎年5,000頭の
オランウータンが死んでいるとも言われ、科学者たちはボルネオとスマトラの熱帯雨林を破壊して
いるアブラヤシ・プランテーションがオランウータン絶滅の主原因であると考えている。
途上国でも必要とされるパーム油事情には勝てず、このまま森林破壊が続けばボルネオ島の希少動物や絶滅
危惧種のオランウータンは全滅します。この森林伐採を1日も早くストップするには、マレーシア・
インドネシアの政府と日本を初め世界の大きな声しかないと考え、福井県からも小さな声ですが発信中です。
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サバ州キナバタン川流域にナショナルパークを早期に設立、1日も早い対応が必要かと・・・。
Early establishment of a national park in the Kinabatan River basin of Sabah
Whether it is necessary to respond as soon as possible・・・! |
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ボルネオ島にはブルネイ王国や世界のリゾート地コタキナバルもございます。
On Borneo Island there are also Brunei Kingdom and the world's Kota Kinabalu Resort. |
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